2024年8月14日、弊協会は、中国国家体育総局の研修団を迎え、弊協会の活動に関する研究発表を行いました。
今回の研修は、日中両国のスポーツ交流を深め、両国間の相互理解を促進することを目的としています。弊協会は、スポーツを通じて文化的な架け橋を築くべく、多岐にわたる活動を展開しており、その詳細を研修団の皆様にお伝えできたことを大変光栄に思います。
当協会の主な活動の一つは、日中の子供たちを対象としたサッカー交流イベントです。このイベントでは、日本と中国の子供たちが一堂に会し、サッカーを通じて友情を育み、互いの文化や価値観を理解する機会を提供しています。この交流イベントは、単なるスポーツの枠を超え、将来の日中関係を担う若い世代に、異なる文化に対する理解と尊重を促す貴重な体験となっています。
また、弊協会は、日本で初めての外国人サッカーリーグの運営にも取り組んでいます。このリーグは、在日外国人コミュニティにスポーツを通じた交流の場を提供し、地域社会との結びつきを強化することを目的としています。リーグには多くの国籍の選手が参加し、異なる背景を持つ人々がサッカーを通じて繋がり合う姿が見られます。特に、このリーグは、競技だけでなく、地域のイベントやワークショップを通じて、参加者と地域住民との交流を促進しており、これが日常生活にも良い影響を与えています。
今回の発表では、これらの活動がどのように日中間の交流を深め、相互理解を促進しているかについて詳しくお話ししました。スポーツは、言語や文化の壁を越えて人々を結びつける力を持っています。当協会では、この力を活かし、今後も日中両国の友好関係をさらに強化するための取り組みを続けてまいります。
研修団との意見交換の中で、多くの建設的な意見をいただきました。これらのフィードバックをもとに、今後の活動をより一層充実させ、両国間のさらなる協力を促進するための新たなプロジェクトを立案してまいります。特に、子供たちの交流や外国人サッカーリーグの活動を通じて、地域社会との連携を深めることを目指します。
皆様のご支援を賜りながら、引き続きスポーツを通じた平和で持続可能な社会の実現に向けて、全力を尽くしてまいります。今後とも、一般社団法人国際交流スポーツ協会の活動にご注目いただければ幸いです。
記者:林沛雯